ざくろ色の止まり樹

いまある音楽を楽しむ。

最高の楽器「声」の使い方、スティーブ・ライヒの場合 Part.2

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今回は「ことばを持たない声」にフォーカス。

『ドラミング』『マレット楽器、声、オルガンのための音楽』『18人の音楽家のための音楽』を紹介します。

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最高の楽器「声」の使い方、スティーブ・ライヒの場合 Part.1

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「声」に対してわたしはちょっと特別な思いを持っていて、声は音楽の根源であり、ことばを乗せられる唯一の、そして最も美しい音色を持った楽器だと思っているんだ。
たくさんの作曲家たちがそれを使った作品を書いてきたし、今もずっと作られ続けている。
その中から最近、魅力的な声の使い方だなぁと思ったスティーブ・ライヒの作品を、彼の作風の変化とあわせてお話しするよ。

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いまある音楽を最大限たのしみたい、いま生きているからね

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西洋音楽、とくに “クラシック音楽” からそれに続く “現代音楽”とよばれる範囲のことを、わたしが好き勝手に喋る場所としてこの「止まり樹」を設けてみた。
ときどき、他のジャンルの音楽とか、絵とか、ダンスとかの話もするつもり。

音楽でもなんでもそうなんだけど、この時代はとにかくたくさんの情報がアーカイブされていて、どれにでもすぐアクセスできる。
そんな環境のなかで忘れないでおくべきは、「自分で感じる、考える」ってことなんでないかと思っている。
人がどんなに美辞麗句をもって作品を讃えていても、「この作品がわからないとは未熟者」「センスがない」などと貶めてきたとしても、何に心動かされるかの領域を無理に変える必要はないし、それを侵すことは誰にも許されちゃいない!

いまほど自由な時代はないのかもしれない。
いま迎えているのは終焉じゃない。大きな潮流が無数に分岐した、「個々」の時代。
生き方もどんどん多様になってきて、ナンデモアリなわけだ。
だから「わたしが」何を、どう考え、感じたのか、その直感を忘れないでいきたい。

あなたも、あなたの好きなものを、たくさん見つけてください。
この世界はとても広いから。
わたしもいろいろ紹介するから。

ここ「ざくろ色の止まり樹」にはそんなコンセプトを持たせつつ、人々がときどき遊びにきて、お酒でも飲みながらゆるりと過ごすようなスポットにしたいと、色々想像をふくらませているところだ。

さあ、始動!